診療時間	月	火	水	木	金	土	日
10:00～13:00	●	●	●	×	往	●	×
15:00～20:00	●	●	●	×	往	※	×

ホワイトニングをしてはいけない

ホワイトニングと聞くと皆さん何を思い浮かべますか？

歯を白くする

きっとこう思う方がほとんどだと思います。

では歯を白くする方法にはどんなものがありますか？

どれも正解であるようで、実は、どれも正解でありません。なぜでしょうか？

ホワイトニング用の歯磨き粉の限界

まずホワイトニング用の歯磨き粉を使う。これについては歯本来の白さ以上に白くなりません。

歯が黄色くなる原因は色々ありますがステイン、ヤニの付着、年齢的な変化、歯の神経が死んでいるなど多岐にわたります。

ホワイトニング用の歯磨き粉は研磨剤のガラスの粒でガシガシ歯を削って着色の原因を取っているんです。市販の歯磨き粉で自分本来以上の白さにすることはできません。

次に歯医者さんで歯のクリーニングをする。

これは歯医者さんで使うラバーの専用の機械を使い着色、ヤニを取り除きます。

これも歯本来の白さ以上に白くなりませんが、市販の歯磨き粉を使うよりずっと歯に安全です。

最後にホワイトニングをしに行く。

現在巷にあふれているホワイトニング。歯科医院だけでなく美容院やエステサロンなどでも見かけます。

美容院やエステサロンのホワイトニングは多くはメタリン酸という薬剤を使い、名目上「セルフホワイトニング」と銘打っています。

メタリン酸には歯のくすみを取るくらいの効果はありますが、これも歯本来の白さ以上に白くすることはできません。

歯を本来以上の白さにするには「過酸化水素水」という薬剤を使うほかありません（※ホームホワイトニングで使う「過酸化尿素」にも白くする効果はあります）。

エステサロンやホワイトニングでは、セルフホワイトニングと銘打つことによって医療行為になることを回避しているのです。もちろん彼らにはお口の専門知識などはありませんし本来は口の中を触る行為もできません。

だから歯を白くしたいと思っている人ほど歯科医院でホワイトニングをしてほしいのです。

ここまでお読みいただいた皆さんには「過酸化水素水」という薬剤がホワイトニングに重要と知っていただけたかと思います。

ここで注意点ですが、過酸化水素水であればどこの歯科医院でもいいというわけではありません。

従来の歯のホワイトニングで使う薬剤はかなり強力なため歯の水分を失い痛みが出たりホワイトニング後、着色しやすい食事を避けたりなど制限が多いものでした。

そこで最先端ホワイトニングで使用するのが「ポリリン酸」です。従来のホワイトニングではマットな質感の白さにしかなりませんでしたが、今までと違いポリリン酸が歯をコーティングしてくれるので透明感と白さを共存させることができるようになりました。

歯の表面がガラス化されることにより、ツルツルの白い歯を実感できます。しかもこれは時間がたつほど効果が増してきます。

さらに歯の表面をコーティングすることにより、プラークや着色などの汚れが非常につきにくくなりますので、虫歯の予防にも効果が期待できます。それからポリリン酸には単独でも抗菌性があり、特に抗真菌作用が強く、歯周病治療にも期待が持てます。

今までのホワイトニングの欠点をすべて改善したホワイトニング、それがポリリン酸ホワイトニングです。ですのでホワイトニングをお考えの皆さんにはぜひともよく吟味してホワイトニングをしていただければともいます。